サッカー日本代表と対戦するコートジボアールの弱点は?

2014年サッカー・ワールドカップのグループリーグで日本代表と対戦するコートジボアールはどんなチームなのでしょうか?

今回はコートジボアール代表チームを紹介します。

コートジボアール対日本 2014年6月14日 19:00 会場:レシフェ

・コートジボワール(3大会連続3回目)

日本代表は2010年6月4日に国際親善試合でコートジボアール対戦し、0対2で敗れました。この試合の前半16分に事件が起こりました。田中マルクス闘莉王が絶対的エースのドログバの右腕に飛び蹴りをして骨折させてしまったのです。コートジボアールが2010 FIFAワールドカップでブラジルとポルトガルと同じグループに入っていたので世界的な話題になりました。初戦のポルトガルとの引き分けが響き、コートジボアールは予選で敗退しました。

コートジボアールにとって日本は因縁の相手になっているのではないかと思われます。そのコートジボアールは2大会連続予選リーグで敗退しています。過去2大会と比べると比較的簡単なグループ入ることができたので初の決勝トーナメント進出を狙っているでしょう。主力は前回大会とほとんど変わっていないのでより成熟度が増したチームになっています。

ディディエ・ドログバ、コロ・トゥーレ、ヤヤ・トゥーレ、ディディエ・ゾコラ、ロマリッチは3大会連続でメンバー入りが濃厚です。ジェルヴィーニョ、シェイク・ティオテ、サロモン・カルーは前回大会のときよりも成長していて非常に楽しみなチームです。

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(※画像は主将のドログバ)

コートジボアールで一番有名な選手はドログバで間違いないでしょう。ドログバは来年の3月で36歳になりますが、実力派は衰えていません。しかし、日本が最も警戒しなければならないのが10番のジェルヴィーニョです。アーセナル時代は実力を発揮することができませんでしたが、今季ASローマに移籍してからは絶好調を維持しています。驚異的なスピードで一人でカウンターを仕掛けることができる選手です。日本人にとって苦手な選手であることは間違いありません。

中盤でゲームをコントロールするのがマンチェスター・シティに所属しアフリカ年間最優秀選手賞を2年連続で受賞しているヤヤ・トゥーレとニューカッスル・ユナイテッドに所属するティオテです。特にヤヤ・トゥーレは圧倒的なフィジカルと絶妙な配給センスも持っています。スピードも兼ね備えており、近年プレースキックの精度も向上しています。全てのプレーを高水準でこなすことができる万能型の選手です。日本人の体格でヤヤ・トゥーレからボールを奪うのは困難でしょう。しかし、ヤヤ・トゥーレはボールに絡めないとディフェンスラインまで下がる傾向があります。さらにパスコースをシャットアウトして、自由にボールに触れさせないようにすれば封じることができます。

※補足情報
ヤヤ・トゥーレの年棒は16億円でサッカー界でも最高水準です。

チェルシーで活躍していたカルーや昨季のエールディビジ得点王のボニーも注目の選手です。コートジボアールの守備陣はタレントが豊富ではありません。ディフェンスラインが唯一の弱点です。コロ・トゥーレのピークは完全に過ぎているのでディフェンスリーダーは不在の状態に近いです。日本はオランダ戦で見せたプレッシングやテンポよくパスをつなぐことができれば勝機があると思います。

日本はコートジボアールと初戦で戦います。コートジボアールの守備陣はギリシャやコロンビアの守備陣と比べると崩しやすいでしょう。逆に言えば、コートジボアールの守備陣を崩せないとギリシャの守備陣を崩すことはできないと思います。

3回に及び日本代表と対戦するコロンビア、ギリシャ、コートジボアールについて紹介させて頂きました。この情報がサッカーファンのお役に立てれば幸いです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。



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