AKBのCDはビックリマンのチョコと一緒なのだろうか?
AKB48グループのCDの扱いに関する問題がまたニュースになっています。11月8日に大阪で行われたHKT48の握手会で、ファンがNMB48のCDを床に置いて肘で壊したり、野球ボールをぶつけて壊していたようです。
私は、たまたまこのニュースをネットで知り、YouTubeで動画を見ました。あのファンたちが何をしたいのか、そして何が楽しいのか、私にはまったく理解できない行動です。
その一方で、私は、AKB48グループのCDの在り方についても見直す時期が来ているのではないかと思います。
ビックリマンチョコも捨てられた
AKB48は、CDを大量に購入してもらうためにイベントの参加券や生写真をおまけとして付けるようになりました。そのおかげでCDが全然売れない時代にミリオンセラーを達成しています。しかし、購入者の目的はあくまでもイベントの参加券や生写真にあり、CDがおまけ扱いになっています。これは、社会問題になったビックリマンのチョコレートと同じような状況です。
目当てのビックリマンシールだけを抜き出し、チョコレート菓子を捨てる、目当てのイベントの参加券と生写真だけを抜き出し、CDを捨てる、本質的には同じ問題です。
歴史が繰り返されるように、ビックリマンチョコの廃棄問題、AKB48グループのCDの廃棄問題と、人間は同じことを繰り返していくのです。
イベントの参加券だけを売ればいい
私の友人や知人にも多数AKB48グループのファンがいます。そして、彼らは大量のCDをどう処分すればいいのかという共通の問題を抱えています。その問題のことを聞く度にイベントの参加券だけ売ればいいのになあと思います。制作コストも下げられるし、ファンもCDの廃棄の仕方に困らなくて済むのです。
CDが何枚売れたかを競う時代は終了しています。今回のような問題の発生を機にイベントの参加券や生写真をCDに付けるのはやめるべきでしょう。
終わりに
AKB48グループのCDを肘で壊そうが、野球ボールをぶつけて壊そうが、捨てられてゴミになるという運命に変わりはありません。当然、今回の件は人として問題がある行動だと思います。子どものころ、ビックリマンチョコ邪魔だったなあということをふと思い出したので、少しリンクさせて書いてみました。結局、ビックリマンシールも今となってはどこへ行ったのかわかりません。
それを考えると、握手の方が経験として残るので、両方ともゴミになってしまうビックリマンのチョコと一緒にするべきではないですね。
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