サカナクション、新曲「ユリイカ」のMVは衝撃的な作品

第64回NHK紅白歌合戦に出場し素晴らしいパフォーマンスを披露したサカナクションは、2014年1月15日(水)に初の両A面シングルグッドバイ/ユリイカ」をリリースします。

「ユリイカ」は、妻夫木聡と北川景子が出演するコメディ映画「ジャッジ!」のエンディング曲となっています。また、同映画の主題歌には、2010年8月にリリースされた「アイデンティティ」が使われております。

「ユリイカ」のミュージック・ビデオがYouTubeに公開されており早くも話題になっています。


サカナクション – ユリイカ (MUSIC VIDEO)

「ユリイカ」のミュージック・ビデオでは、東京という街を歌詞・曲・映像を駆使して表現しています。このミュージック・ビデオのメッセージの受け取り方は人によってかなり違うと思います。

ミュージック・ビデオは、心地の良いエレクトロサウンドのイントロが流れてきて、裸の女性が横たわっているというインパクトの強いモノクロの映像から始まります。

断片的に東京の街並みや人混みを感じることができるカラーの映像が差し込まれており、「空を喰うようにびっしりビルが湧く街」、「蔦が這うようにびっしり人が住む街」などの東京の街を表現している歌詞とシンクロしています。

「東京で暮らしていると意味もないのに何故か生き急いでしまう」という現実と心の葛藤を感じることができます。しかし、最後には、人のぬくもりを感じることができる映像に仕上がっています。

ユリイカEUREKA)とは、古典ギリシャ語で「見つけた」、「発見した」、「解けた」などの意味を持つ言葉です。古典ギリシャ語では「エウレカ」と発音するが、日本では「ユーリカ」や「ユリイカ」と表記することが多いそうです。

スキマスイッチが2012年の8月にシングル「ユリーカ」をリリースしています。昨年6月にNMB48が「僕らのユリイカ」をリリースした際にも「ユリイカ」の意味について話題になりました。

サカナクションの「ユリイカ」は独特の世界観がありメッセージ性の強い楽曲です。ミュージック・ビデオも毎度のことですが衝撃を受けます。今回のメッセージの受け取り方は難しいです。

東京で生まれ育っている人、進学や就職を機に上京した人、旅行でしか東京に行ったことがない人、東京の生活に馴染めず田舎へ戻った人など、東京に対する考えは人それぞれ違って当然です。

私はビルや人に囲まれているのに何故か孤独を感じてしまう東京という街をうまく表現できていると思いました。「ユリイカ」は聴いた後に切なさを感じます。

「ユリイカ」は音の数が少なめです。1stアルバム「GO TO THE FUTURE」や2ndアルバム「NIGHT FISHING」の頃の楽曲を感じさせる曲調になっています。サビの言葉の繰り返しやベースが心地よいです。

紅白歌合戦の「ミュージック」を聴いて、サカナクションに興味を持った方には「ユリイカ」も聴いてもらいたいです。

【リリース情報】

サカナクション
9th Single「グッドバイ/ユリイカ」
2014年1月15日(水)発売

1.グッドバイ
2.ユリイカ
3.映画 (AOKI takamasa Remix)



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