ダイエットを成功させる秘訣やコツは?
体のメカニズムや三大栄養素を知ることで、ダイエットを成功させるコツを理解することができるでしょう。
三大栄養素のバランスとは?効率よくダイエットするには?
極端な食事制限や過度な運動がダイエットの成功率を高めるわけではありません。
筋肉を増やすと脂肪が減る理由
体内のタンパク質と脂質の量をコントロールできれば、簡単に体型を操ることができます。体内のタンパク質の多くは筋肉に貯蔵されています。そして、脂質の多くは体脂肪に貯蔵されています。
ダイエットを成功させる秘訣は、タンパク質と脂質の関係にあります。この関係はダイエットする上で知っておくべきです。
筋肉が増えると体脂肪が減り、筋肉が減ると体脂肪が増えます。これは、タンパク質からできている筋肉が常に脂質を燃やしてエネルギーを作っているからです。
体を鍛えて筋肉が肥大していくと、燃やせる体脂肪の量が増えていきます。筋肉が1kg増えると、安静時の基礎代謝が1日50〜60kcalも上昇します。
つまり、筋肉が増えると体の基礎代謝がよくなり体脂肪が減るのです。筋肉を増やせば、ダイエットの成功率が上がります。
逆に運動不足は筋肉が衰える原因になります。加齢で太るのは、筋肉の量が減少して基礎代謝が低下するからです。
筋肉を増やすのに糖質とタンパク質が不可欠
座って安静にしているときなどは、脂質が多く使われます。代謝が低いときに脂質が使われ、代謝が上がるほど糖質の利用率が高くなります。比較的に楽な運動では脂質がたくさん消費され、激しい運動では糖質がたくさん消費されます。
糖質は、グリコーゲンとして肝臓と筋肉に貯蔵されています。肝臓のグリコーゲンは、安静時に血糖値を一定に保つために使われます。
運動時に利用するグリコーゲンは、筋肉に貯蔵されているものです。糖質は蓄えておくのが難しい栄養素です。糖質の貯蔵量を増やすには、筋肉の量を増やすしかないのです。
筋力を増やすのに糖質とタンパク質は欠かせません。糖質を摂取しないと運動時に利用するエネルギーが不足し、タンパク質を摂取しないと筋肉の量を増やすことができないのです。
終わりに
早歩きがダイエットに効果的な運動といわれる理由は、無理なく長時間続けられる有酸素運動だからです。食事制限をして三大栄養素を十分に摂取できないと、ダイエットは成功しません。また、三大栄養素が不足している状態で、過度な運動をしても筋肉が増えるわけではないので正しいダイエット効果を得られません。
ダイエットを成功させるコツは、タンパク質を十分に摂取し、運動で体脂肪を燃やして筋肉を付けることです。また、ダイエットを成功させる秘訣は、タンパク質と脂質の関係、筋肉と脂肪の関係を理解することです。
色々なダイエット方法を学ぶよりも体のメカニズムを理解する方がダイエットの成功率は上がるでしょう。
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