さいたま新都心の再開発場所「三菱マテリアル跡地」の黒い噂

さいたま新都心にあるイトーヨーカドー大宮店は2015年2月末で閉店します。建物は、2015年春に誕生する「コクーンシティ」のコクーン3として生まれ変わります。

コクーンシティ内に再オープンする予定となっておりますが、閉店を惜しむ声も多いようです。イトーヨーカドー大宮店は、さいたまスーパーアリーナやコクーンが開業する前からある商業施設なので確かに残念な気がします。

さて、さいたま新都心には、片倉工業の社有地以外にも再開発で大きく変わる土地があります。それは三菱マテリアル総合研究所の跡地です。ここには、大宮警察署や造幣局、科学捜査研究所などが移転してきます。

三菱マテリアル跡地の放射性廃棄物問題

三菱マテリアルの跡地には黒い噂があるのです。

放射性廃棄物が保管されている

1999年に三菱マテリアルの跡地で土壌汚染が発覚しています。過去に原子燃料の試験施設があったからです。土壌汚染が発覚して以来、土壌や地下水の改良が行われ、10年以上の期間を経て2012年にモニタリングが終了しました。そして、2013年に埼玉県警察と造幣局東京支局に土地は売却されています。

しかし、現在も三菱マテリアル跡地には、ドラム缶約4万本分の放射性廃棄物が保管されています。放射線のレベルは、自然界にも存在する非常に低いものとされているけれども、本当に大丈夫なのだろうか?

これが黒い噂の内容です。放射線というものは、人間の目に見えないからやっぱり気になる問題です。専門的な知識がないので、専門家や専門機関の情報を信じるしかありません。

本当に人体への影響はないのか?

三菱マテリアル跡地には、他にも交通の拠点となるバスターミナルや防災機能がある都市公園ができます。造幣局と警察署の完成予定は2016年となっています。

さいたま新都心は再開発によって、あと数年で大きく変わります。国の行政機関や商業施設、バスターミナル、公園が集積したら本当にたくさんの人が集まる街になるでしょう。

だからこそ、三菱マテリアル跡地にある放射性廃棄物の存在は多くの人が知っておくべきだと思います。「ひどい量の放射線が感知されているというのに人体への影響は大丈夫なのか」と警告する原子力専門家がいるということも忘れないでいてもらいたいです。

終わりに

放射性廃棄物は、行き場がなく処分のしようもないので困りものです。こんなものが全国2500か所にありドラム缶計55万本分もあるというのが驚きです。

その内の約4万本分もさいたま新都心にあるのです。問題があったら、埼玉警察署も造幣局東京支局も土地を買わないと思うので問題はないと信じたいです。

■参考ページ
>>さいたま新都心 三菱マテリアル株式会社を訪問! 〜まちづくり委員会〜(さいたま市議会議員 吉田ひとし)
>>さいたま新都心駅東口の住宅密集地にある三菱マテリアル地下に放射性廃棄物ドラム缶約4万本を保管、その敷地に東京造幣局と大宮警察署が移転、放射線量は、大丈夫か? – 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局/a>
>>
新都心駅東口に防災公園とバスターミナルができる!? 三菱マテリアル15.2haの土地利用計画 : つとむ新聞 沢田力のブログ(埼玉県議会議員・さいたま市大宮区選出)
>>生活クラブ浦和HP☆管理人2号:さいたま新都心そばの三菱マテリアル研究所跡地の地下にドラム缶4万106本の放射性廃棄物 – livedoor Blog(ブログ)



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