枕の寿命と手入れの仕方を知る!

枕に対するこだわりが病気をつくる?

枕に何かしらのこだわりを持っている人は多いかと思います。私自身も柔らかめの羽毛の枕が好みで、長年同じものを使い続けていました。

ところが、それが原因で首の痛みや頭痛、不眠などの症状に悩まされていました。枕は消耗品なので寿命があります。沈みすぎる枕や形が変わった枕は、病気の原因になっているかもしれません。

枕の寿命は?

長年、同じ枕を使い続けていると、中身の素材がヘタってくるので理想の高さや硬さを保てなくなります。さらに、形が変わると安定感もなくなり、首に徐々に負担がかかり始めます。

そんな状態の枕をそのまま使い続けていると、首の老化を進めたり、不眠や肩こり、頭痛などの症状の原因になってしまいます。

どんな気に入っている枕でも、健康のために手放す日がやってくるのです。愛着があるから変えられない、枕が変わると寝られないなどと思っていると、首の老化を早めてしまいますよ。

そば殻やパンヤなどの天然素材は、比較的寿命が早くきます。1〜2年を目安に買い替えるのが理想とされています。ポリエステルやプラスチック素材の比較的長持ちしますが、少なくとも4~5年を目安に新しいものに取り替えましょう。

こまめな手入れが枕の寿命を延ばす

寝心地のいい枕やお気に入りの枕は、少しでも長く使い続けたいと思うものです。そんな枕の寿命を少しでも伸ばすには、日頃からのこまめな手入れが必要不可欠です。

人間は寝ている間に大量の汗をかきます。当然、胴体や四肢の汗は布団やマットレスにしみ込み、頭部の汗は枕にしみ込んでいきます。

汗による湿気をとるために、最低でも週1回は日干しか陰干しをします。枕の中の素材によって、日干ししていいものと陰干しでなければいけないものがあります。取扱表示をよく確認してから干しましょう。

また、中身がポリエステルやプラスチック素材の枕は丸洗いできるものが多いです。丸洗いできる枕は、枕カバーと一緒にこまめに洗濯しましょう。ただし、丸洗いできる枕でも中の素材を取り出し、枕カバーと分けるのが基本です。

そば殻や低反発素材、テンピュールの枕は洗濯できません。これらの素材は傷つけないように手入れをし、天日干しで湿気や臭いをとります。

洗濯後の湿気対策を怠ると、カビやダニが繁殖する原因になります。防カビ加工や防ダニ加工がされていたとしてもよく乾かしましょう。

終わりに

どんな枕にも寿命があります。寿命は素材によって異なりますが、最低でも4〜5年で新しいものに買い替えましょう。

お気に入りの枕を理想の状態で保つには、日々のこまめな手入れが必要です。週に1回は日向や日陰で干したり、定期的に枕カバーを洗濯します。しっかり湿気対策をして、カビやダニの繁殖を防ぐのが枕の寿命を延ばすコツです。



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