さいたま新都心にコストコができるという噂
さいたま新都心にコストコができるという噂を聞きました。
さいたま新都心駅の東口に新しく3階建てのショッピングセンターが建設されるという予定がありました。しかし、コストコの建設予定の情報は出てきません。そこで、さいたま新都心周辺の再開発について詳しく調べてみました。
JRさいたま新都心駅東口にはショッピングモール「コクーン新都心」があります。10月2日、その「コクーン新都心」を運営する片倉工業がJRさいたま新都心駅東口前に新たに建設を予定しているショッピングセンターの計画概要を発表しました。
【新ショッピングセンター計画概要】
売り場面積:約33,000平方メートル。
テナント数:約150店舗
年間売上高:約300億円を想定
総事業費:約120億円
開業予定:2015年春
新ショッピングセンターの建設予定地は「コクーン新都心」の北側に隣接するゴルフ練習場跡地と立体駐車場がある場所になります。イトーヨーカドー大宮店は新ショッピングセンター内に移転する方向です。現在の同店建物には新たなテナントが入る予定です。
広大な土地を活用して「マーケットストリート」や「センタープラザ」などの屋外スペースを整備し、「公園を散策する感覚を味わうことができるランドスケープ」をコンセプトに掲げています。エリアの名称を「パークモール」とするらしいです。
※ランドスケープ(Landscape)とは景色や風景のことです。
商業施設に隣接する立体駐車場は地上6階建て(26,000平方メートル)で総駐車台数は約3000台となります。立体駐車場の建設工事は現在進行中です。立体駐車場の事業費は約23億円です。
片倉工業は新ショッピングセンターを含む社有地約68,000平方メートルを「さいたま新都心駅前社有地第2期開発」としています。第1期開発として、2004年にオープンした「コクーン新都心」の年間売上高は約150億円です。新ショッピングセンターとの相乗効果などで両エリアの合計売上高は400億円。合計の売り場面積は56,000平方メートルとなり、駅隣接の商業施設としては越谷市の「イオンレイクタウン」に次ぎ「ららぽーと新三郷」などと並ぶ規模になります。
さいたま市の盛んな再開発
さいたま市内では2017年に浦和駅に「アトレ」、大宮駅東口にも再開発ビルが完成する予定です。旧中山道沿いの再開発が進んでいます。数年後、休日に中山道を通ることができなくなりそうです。旧中山道は片側一車線の道路で今でも時間によっては混雑します。すぐ近くには「イオンモール与野」がありますし、浦和駅には「パルコ」もあります。ショッピングモールの増加は逆効果ではないかと思います。
Googleマップの航空写真を見てみると広大な空き地が確認できます。ここは三菱マテリアル総合研究所の跡地で造幣局東京支局や大宮警察署、科学捜査研究所などが移転してくるそうです。観光バス向けのバスターミナル建設の動きもあります。コストコは需要が高く魅力的な施設だと思いますが、車の渋滞が深刻な問題になってしまいそうなので現実的ではありませんね。
コストコができるというのは噂でした。新しい情報が入りましたら、改めてお伝えします。
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タグ:さいたま新都心, コストコ, 噂, 新ショッピングセンター, 東口
失礼します。
新都心のコストコの噂ですが、なぜ皆東口のカタクラしか見ていないのだろうと疑問に思います。
実は今西口の旧日本信号跡地で、三井住友ファイナンス&リースが土地を取得して60,000平米超の商業施設(ビバモール)を建設中です。
この商業施設はホームセンターなのになんと7階建て(!)だそうです。出店するならこちらの方が可能性が高いのでは。
コメントありがとうございます。
日本郵政さいたまビルの向かい側の土地ですよね?
ビバホームが建設されていることは知っていましたが、まさか7階建てとは驚きです。
ちなみにコストコは倉庫型の店舗が基本です。
私の見解としては商業施設とコストコの倉庫型店舗を併設するだけのスペースはないと思います。
コストコ渋滞が発生すれば周辺の企業にも影響が出ますので。
広大な空地は三菱マテリアルの所有地です。
既に報道されているものでは、造幣局と大宮警察署の移転先となっています。
ただこの2つではこの土地は埋まらないので、他にも利用されると思われます。
コメントありがとうございます。
大宮警察署と造幣局の移転計画はともに2012年に報道されていたのですね。
全く知りませんでした。
情報を訂正させて頂きます。ありがとうございます。