フォークのマナー!ライスは背にのせて食べるのか?
フォークの使い方にもマナーがあります。フォークの持ち方や置き方についてのマナーは前の記事で書かせて頂きました。
⇒フォークのマナー!置き方には意味がある!
ライスを食べる時のフォークの使い方にも決まりがあります。
昔は、ライスをフォークの背にのせて食べるというマナーがありましたが、現在ではどうなのでしょうか?
フォークの使い方について、もう少し調べてみたので書きたいと思います。
ライスはフォークの背にのせるのか?
昔は、フォークの背にライスをのせて口に運んでいたそうです。これは正式なマナーではなく、食べにくい上にポロポロとご飯粒を落とす姿は美しくありません。なぜ、このような食べ方が広まったのでしょうか?
フォークの背にライスをのせるのは、イギリス式のマナーを参考にしたからだそうです。
イギリス式では、フォークとナイフを持ち替えないで食事をします。そして、フォークの先端に食べ物を少し刺して、背を向けながら口へ運びます。
これがフォークの背にライスをのせて食べるということにつながったのだと思います。
ライスは腹にのせて食べる
ライスは、フォークの腹にのせて食べてもかまいません。フォークにライスをのせる際は、そのまますくっても、ナイフを使ってのせても大丈夫です。右手にフォークを持ち替えるのはフランス式のマナーです。右手に持ち替えたときは、そのままライスをすくいましょう。
ちなみに、ステーキは肉を左から一口大に切って、左手でそのまま食べるのがイギリス式のマナーです。
まとめ
私は、フォークの背にライスをのせて食べるという習慣をまったく知りませんでした。マナーにもジェネレーションギャップが存在してるのは間違いありません。フォークを使ってライスを食べる時の正式なマナーは存在しないそうです。食べにくさを感じない食べ方が正しいといえるでしょう。
フォークの背にライスをのせて食べるのは難しい上に美しい姿ではありません。フォークの腹にライスをのせて食べるのが現代の主流のマナーです。
決まりを意識せず、食事を楽しむことを優先したり、周りの人に合わせることが大切かもしれません。
編集後記
私がこの食べ方を知ったのは、ラジオ番組「松本人志の放送室」でした。
放送作家の高須光聖さんが少年時代に「フォークの背にライスをのせて食べていた」同級生の姿を見て衝撃を受けたという話をしていました。
これがきっかけで、ライスはフォークの背にのせて食べるのが格好いいと思い、高須さんと松本さんは食べにくさを感じながらも真似していたようです。
二人は当時を思い出して爆笑していました。
今回は、そんな話を思い出しながら文章を書いていました。今は、答えがすぐに見つかる時代になり、テクノロジーの進歩を実感します。
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