食生活を見直して虚弱体質を改善する

食生活が虚弱体質の原因

すぐに疲れてしまう。風邪をひきやすい。食欲が湧かない。体のだるさがなかなか取れない。

そんな虚弱体質を改善してくれる栄養素があります。

現代人に不足しているビタミンが虚弱体質を改善してくれると言われております。炭水化物や脂肪の摂取量を減らして、ビタミンの摂取量を増やしたいです。

各種ビタミンの働きを知って改善

ビタミンAとビタミンCは、免疫力や抵抗力の低下を防いでくれます。

ビタミンAには粘膜や皮膚などを正常に保つ働きがあります。皮膚や粘膜は、ウイルスの侵入を防ぐ役割があるのです。そのため、ビタミンAの摂取量が少ないと免疫力が低下してしまいます。レバーや緑黄色野菜を摂取しましょう。

β−カロテンは体内でビタミンAに変化して、ビタミンAの働きをします。抗酸化物質として体が酸化するのを防ぎ、生活習慣病を予防します。

ビタミンCには白血球を活性化させる働きがあり、活性化した白血球が体内に侵入してきたウイルスを撃退してくれます。

肉類や魚介類に多く含まれているビタミンB12が不足すると、体に多くのトラブルが発生します。ビタミンB12には神経系の働きを正常に保つ働きがあるからです。

ビタミンB12の不足は動悸や息切れ、体のダルさ、食欲不振、消化不良、下痢になりやすいなどの原因になります。

ビタミンが多く含まれている食品

ビタミンAは、人参やほうれん草、しそなどに多く含まれています。うなぎや穴子、イクラなどの動物性食品にもビタミンAが豊富です。

ビタミンCは、ピーマンやブロッコリー、かぼちゃなどの緑黄色野菜、いちごやレモン、アセロラなどの果物に多く含まれています。デザートに果物を追加するだけで効果があります。

ビタミンB12は動物性の食品に多く含まれており、魚介類やレバーなどを食べましょう。しじみ汁やあさりの味噌汁を献立に追加すると良いと思います。

まとめ

まずは食生活を見直しましょう。現代人は、食生活の偏りは多くの生活習慣病の原因になります。虚弱体質だと、体力がなくて疲れやすかったり、胃腸が弱く食も細いので風邪もひきやすくなります。

虚弱体質の大人が増えている原因は、食生活が深く関係していると考えられています。虚弱体質を自覚したら、食生活を見直してみましょう。

ビタミンAやCが含まれている緑黄色野菜や果物、ビタミンB12が含まれている肉類や魚介類の摂取量を増やしましょう。

体は食べ物からできているという意識を忘れずに病気に負けない体を作ることが大切です。