個人輸入は円高の影響で稼ぎづらくなったビジネスのひとつ

現在、個人輸入ビジネスに取り組んでいる人は、一年で最も忙しい時期を過ごしているでしょう。なぜなら、「ブラックフライデー」と「サイバーマンデー」と呼ばれる一年で最も安く商品を購入できるアメリカの祝日が近づいているからです。

個人輸入ビジネスを簡単に説明すると、アメリカのAmazon.comなどで購入した商品をアマゾンやオークションで売り捌いて利益を得るというビジネスです。

ブラックフライデーとは、感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日の金曜日のことです。サイバーマンデーとは、感謝祭の次の月曜日のことです。このブラックフライデーとサイバーマンデーの4日間が商品の割引率が一年間で最も高いので、個人輸入ビジネスに取り組んでいる人は、この時期のためにリサーチを徹底して行います。

>>アメリカの祝日はセールの日!個人輸入で得する方法

しかし、今年は円安が進んでしまったので、個人輸入ビジネスは少し厳しい状況になっています。

この一年間で90円台から110円台に

アベノミクスの影響で急速に円安が進みました。最近では、この円安政策で倒産した企業が出てきたというニュースを目にするようになりました。

しかし、倒産しているのは企業だけではないでしょう。円安政策は、円高時の方が稼げる個人輸入ビジネスで生計を立てている人にとっても厳しいものになっています。

2013年11月1日の時点で米ドル/日本円のレートは98円でした。しかし、2014年11月1日の米ドル/日本円のレートは112円ということで、一年間で14円も円安が進みました。

たった14円しか変わっていないと思うかもしれませんが、100ドル分の商品を購入したときに、1400円も損失が増えるということになります。大量に仕入れて利益を出す個人輸入ビジネスにとっては、小さいようで大きな差なのです。

個人輸入ビジネスは円高が稼ぎやすい

昨年から個人輸入ビジネスに取り組んでいる人は、そこまで精神的なショックを受けていないかもしれません。しかし、1ドル70円台の時代に個人輸入ビジネスを始めた人にとっては、カルチャーショックを受けてしまうくらいの変化でしょう。

2011年11月1日の米ドル/日本円レートは、78円で過去10年間で最低水準でした。要するに、この時期のブラックフライデーとサイバーマンデーが個人輸入ビジネスで一番稼ぎやすい時期だったのです。

個人輸入ビジネスは、2012年頃に非常に流行りましたが、円安の影響もあって少し陰りが見えています。

終わりに

ただ、個人輸入ビジネスが完全に稼げなくなったわけではありません。Amazon.comを利用して稼ぎづらくなったという方が正しい言い方になると思います。

中国やヨーロッパなどの市場を視野に入れれば、まだまだ稼げると思います。私は、個人的に時計や防止などを個人輸入していますが、面倒くさがりなので個人輸入ビジネスにはあまり興味がありません。円高になったら、もちろん取り組みますけどね。



【スポンサーリンク】




【スポンサーリンク】


関連記事一覧はコチラ!

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ