市販の育毛シャンプーに効果はあるの?ハゲる成分が含まれていることも

現在、様々な育毛シャンプーが販売されています。「薬用」や「スカルプケア」と書かれていると何だか効きそうだなあと思い込んでしまいます。ところが、市販されているシャンプーに発毛や育毛の効果があるものはないそうです。むしろ、ハゲる原因になってしまう成分が含まれていることもあります。

シャンプーに関する間違った知識が薄毛の原因になっている可能性が考えられます。

頭皮の汚れは薄毛と関係ない?

頭皮の毛穴に詰まっている皮脂をきれいに落とせば、なんとなく発毛効果がありそうだなあと思います。しかし、頭皮の汚れが薄毛の原因になっているという医学的な根拠はないのです。

そもそも、シャンプーで髪を洗うのが習慣になったのは昭和初期といわれています。それ以前は、シャンプーを使わずに髪を洗っていたわけですが、昭和初期以前のすべての日本人が薄毛で悩んでいたという事実はありません。

それに、シャンプーを使って頭を洗う習慣のない発展途上国の人たちや部族民などは、みんな薄毛になっているでしょうか?そうではありませんよね。

これらの事実を踏まえれば、頭皮の汚れや皮脂、シャンプーを使った洗髪が薄毛の原因ではないことがわかります。

皮脂の落としすぎとシャンプーのすすぎ残しが頭皮に悪い?

皮脂は、毛根のひとつひとつにある皮脂腺から分泌され、髪や頭皮を紫外線から守る役割があります。しかも、髪が伸びると毛穴の皮脂も自然に排出されるため、毛穴に溜まり続けるということはないのです。

むしろ、皮脂が不足すると髪が傷みやすくなったり、不足した皮脂を補うために皮脂が分泌されやすい体質になってしまいます。

髪の毛を洗うときにシャンプーを頭皮にもみ込んだり、ゴシゴシと力を入れて洗うのは皮脂が落ちすぎてしまったり、頭皮を傷つけてしまうので逆効果です。軽めにシャンプーすることを心がけましょう。

ただし、シャンプーのすすぎ残しは、抜け毛の原因になることがあります。すすぎ残したシャンプーが頭皮に付着したままだと、頭皮の表面が炎症を起こすので、すすぎは徹底して行いましょう。

シャンプーにハゲる成分が含まれている?

シャンプーは、あくまでも髪の汚れや皮脂を落とすものです。薄毛で悩んでいる人は、あるポイントに注意してシャンプーを選びましょう

ラベルに記載されている成分表示に合成界面活性剤と書かれていないシャンプーを購入します。合成界面活性剤は、非常に強い洗浄力を持っている成分です。

ラウリル硫酸、ラウレス硫酸、アルキル硫酸、パレス硫酸などが代表的な成分として知られています。市販のシャンプーには、だいたいこれらのハゲる成分が含まれているので、ラベルを確認してみて下さい。ちなみに、有名なサ○セスやリ○ップのシャンプーにはハゲる成分が含まれています。

合成界面活性剤が含まれているシャンプーを使うと、頭皮や毛穴に付着している余分な皮脂だけでなく、最低限必要な潤いまで洗い流してしまいます。これがフケの原因になったり、薄毛を助長する原因になります。

シャンプーを購入するときは、上記のポイントを注意してみて下さいね。

終わりに

市販の育毛シャンプーには、医学的に育毛や発毛の効能が認められた成分が入っている商品はないというのが事実です。

それどころか、市販のシャンプーには、薄毛の原因になるかもしれない成分が含まれていることを覚えておきましょう。シャンプーの仕方を間違えると薄毛になってしまうかもしれません。頭の洗いすぎやシャンプーのすすぎ残しには注意して下さい!

AGA(男性型脱毛症)は、AGA治療薬を使って治療する医療機関が治してくれます。市販の育毛シャンプーにお金を使うのはもったいないですよ。



【スポンサーリンク】




【スポンサーリンク】


関連記事一覧はコチラ!

    None Found

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ