就活は面接の形式によって見られるポイントが違う?
就活の面接の形式について
就活の面接試験の形式や回数は、企業によって異なります。面接には、個人面接、集団面接、グループディスカッションの三つの形式があります。
また、企業から採用内定の連絡をもらうまでに、面接を平均3〜4回程度受けることになります。
一次面接、二次面接、三次面接、もしくは最終面接の順で試験は進んでいきます。試験の形式や面接官も替わり、各段階によって企業の視点や選考のポイントに違いがあります。
まずは、面接の形式について学びましょう。
個人面接
個人面接は、学生一人に対して一人の面接官、あるいは複数の面接官で行われます。複数の面接官がいる場合は、たいてい一人の面接官が決まった質問をして、質問者以外の面接官はあなたのしぐさや表情を見ています。
しかし、質問者以外の面接官を意識し過ぎないようにして、質問者の面接官をまっすぐ見て質問に答えましょう。
個人面接は、自分のペースで話すことができるので自分を売り込むのには最適の場所です。
面接官は、質問をよく聞き、意図を理解できているかを見ています。また、自分のことをしっかり理解し、それが回答でうまく表現できているかもチェックしています。
うつむいたりせず、面接官の目を見ながらしっかり話しましょう。
集団面接
集団面接は、複数の学生に対して、複数の面接官で行われます。学生は3〜5人、面接官は2〜3人程度になります。集団面接では、面接官が質問し、指名された順に答えたり、任意で答える場合があります。他の人の態度や発言を気にせず、マイペースを保つことが大切です。
常に発言者の方をしっかり見ます。他の学生の発言に対して無関心な態度を取るのはNGです。
面接官は、あなたが冷静に自分の意見を述べているかどうかを見ています。他の人の意見をしっかり聞き、落ち着いて場の空気を読んで返答しているかをチェックしています。
集団面接での自分の持ち時間は、短いので質問には簡潔かつ的確に答えます。それでも抽象的な表現は避け、具体的に答えなければなりません。
さらに、誇張したエピソードを交えたり、目立った発言をしないで自分なりの思いや気持ちを述べることが大切です。
グループディスカッション
グループディスカッションは、社会問題などをテーマにし、5〜10人くらいのグループで討議を行います。司会者も学生の中から選ばれます。面接官は、集団の中での協調性や指導力をチェックします。また、テーマを設定し、意見の対立する2グループに分かれて討論するディベート形式の場合もあります。
グループディスカッションでは、グループ全体に目を配り、積極的に議論に参加する姿勢を見せましょう。客観的に他の人の意見を聞き、議論の展開を分析できているかがポイントになります。
早い段階で自分の役割をつかみ、他の人とのコミュニケーションの取り方が大事になります。目立とうと思って、他の人の意見を否定したり、威圧するような態度はNGです。
グループディスカッションでは、話の流れをしっかり理解しながら、積極的に発言することを求められるのです。
終わりに
・就活の面接の形式は三つに分かれる・面接の形式によって見られるポイントが違う
・形式に合わせた準備と心構えが必要
・個人面接は自分のペースで話せる
・集団面接は持ち時間が少ないので意見を簡潔かつ的確に
・グループディスカッションは早い段階で自分の役割を把握
・人の意見を聞き、話の流れを理解しながら積極的に発言
・面接官は基本的に会話のキャッチボールができるかを見ている
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