就活の面接では正しいお辞儀をするのがマナー

就活の面接では、気をつけるべきことがたくさんあります。身だしなみに気を使ったり、志望動機や自分の強みを自分の言葉でアピールしなければなりません。

しかし、どんなに話す内容が良くても言葉遣いが悪かったり、面接中の態度が悪ければ意味がないです。

また、お辞儀にも種類があります。場面に合ったお辞儀の仕方を覚えましょう。

基本的な姿勢とお辞儀の仕方

姿勢は背筋をピンと伸ばして、堂々とした態度で臨みましょう。

猫背だったり、うつむいてモジモジしていると、自信がないように見えたり、やる気が感じられません。

積極性やポジティブな考え方を美しい姿勢でアピールしましょう。

お辞儀には3種類あります。美しいお辞儀は、首だけを下げるのではなく、背筋を伸ばして腰を曲げるのがポイントです。

草礼は会釈のことです。受付で挨拶するときや社内で人とすれ違ったときに行います。お辞儀の角度は15度です。

行礼は普通のお辞儀のことです。面接室に入室するときや退室するときに行います。お辞儀の角度は30度です。

真礼は丁寧なお辞儀のことです。お礼を言うときやお詫びをするときに行います。お辞儀の角度は45度です。

場面によって、お辞儀を使い分けましょう。

気をつけるべき言葉遣いと癖

言葉遣いには、十分に注意しましょう。

社会人になると、すぐに正しい敬語の使い方を要求されます。尊敬語、謙譲語、丁寧語の使い方に日頃から慣れておく必要があります。



普段から使っている学生言葉は、面接では特に気を付けなければなりません。社会人として、学生言葉を使うのは不適切な振る舞いとなります。

普段からTPOに合わせた言葉遣いで話せるようにしておきましょう。

また、言葉遣いだけでなく、癖にも注意しなければなりません。

誰にでも癖はあります。しかし、貧乏ゆすりをしたり、何度も髪の毛を触ったりするのはかなり見苦しいです。

着席しているときは、足を組んだりひじ掛けにひじを置いたりしてはいけません。

質問に対する回答で、失敗しても笑ってごまかしたりしないで、素直に謝ることも大切です。

面接で付け焼き刃は通用しません。日頃から礼儀正しい態度や美しい動作、丁寧な話し方をするように心掛けましょう。

控室での過ごし方にも注意

控室は、面接に備えるための場所となります。友人や知人がいても会話を控えるのがマナーです。

他社の資料を読んだり、服装や化粧を直したり、勝手にタバコを吸いにいくのも厳禁です。

名前を呼ばれるまで静かに待つのが、控室での正しい過ごし方です。

面接が終わった後は、気が緩んでしまいがちです。しかし、社屋から出るまで気を緩めないように気を付けましょう。