就活の面接試験の入室から退室までの流れとマナー
就活の面接では、態度やしぐさ、言葉遣いなど、あらゆる点を見られます。
入室時のドアをノックする回数やバッグを置く場所など、非常に細かい部分まで見られることもあります。
入室から退室までの流れとマナーをしっかり把握しておけば、落ち着いて面接に臨めます。
受付から入室まで
試験会場には、15分前に到着して、トイレで身だしなみの最終確認をしておきます。受付で挨拶をした後に学校名と氏名を告げて、用件を伝えましょう。何時の約束で面接を来たのかを告げたら、受付の指示通りに控室へ向かい、静かに待ちます。社員に会ったら、軽く会釈をするのがマナーです。
入室から着席までのマナー
名前を呼ばれたら面接の部屋へ向かいます。ドアを軽く3回ノックし、「失礼致します」と言ってからドアを開けます。ドアを静かに閉めて、面接官の方を向いて一礼します。「こちらにどうぞ」と言われたら、「はい」と返事をして席まで進み、再び一礼します。
椅子の横に立つ際は、下座に立つのが面接時のマナーです。下座とは、入口のドアに近い方です。椅子の横で大学名と学部、学科名、氏名を名乗り、「よろしくお願いします」と挨拶をします。
面接官に着席を勧められたら、「失礼致します」と言って座りましょう。バッグは椅子の横に置きます。バッグも下座側に置くとよいでしょう。
面接中の姿勢や態度
椅子に浅く腰をかけ、背筋をまっすぐに伸ばします。背もたれに寄りかかるのはNGです。こぶし一つ分の隙間を空けて座りましょう。男性は軽く拳を握りひざの上に置き、女性は両手を重ねて太ももの上に置きます。足を組んだり、ひじ掛けにひじを置くのもNGです。
面接官の質問に対しては、質問者の方を向き、相手の目をまっすぐ見て話します。視線を外したり、うつむいたりすると、自分に自信がないと思われてしまいます。視線や態度には十分注意しなければなりません。
面接が終わったら、お辞儀をして「ありがとうございました」と言います。静かに席を立ち、退出する際にドアの前で面接官に向かって「失礼致します」と挨拶をしてから部屋を出ましょう。
まとめ
・試験会場に着いたら、面接の前に身だしなみの最終チェック・受付に挨拶をし、受付の指示に従って行動する
・社員とすれ違ったら、軽く会釈するのがマナー
・入室する際は、ドアを3回ノックする
・椅子の横に立つ位置とバッグを置く位置は下座側
・下座は、入口のドアに近い方と覚えておく
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