食べる順番を変えるだけで太らない?
世の中には、様々なダイエット方法が存在しています。
例えば、一日三食しっかり食べないと太るとか、よく噛んで食べると太らないとか、好きな物を好きなだけ食べても19時以降に何も食べなければ大丈夫など、たくさんの説がありますね。
人間のメカニズムは至ってシンプルです。消費するカロリーよりも摂取するカロリーが少ないと痩せます。逆に、消費するカロリーよりも摂取するカロリーが多いと太ります。
しかし、カロリー以外にも栄養素や血糖値、自律神経などもダイエットと深い関わりがあります。
食事の食べ方次第で太りやすくなったり、太らなかったりと違いが生まれます。
今回は、太らない食べ方の順番を紹介します。
太らない食べ方の順番
食事の際、おかずから箸をつけますか?ご飯から箸をつけますか?それとも汁物から箸をつけますか?食べる順番によって脂肪が付きやすくなったり、付きづらくなります。つまり、太りやすい食べ方の順番と太らない食べ方の順番があります。
太らない食べ方の順番を紹介します。
最初は汁物に箸をつけます。水分で空腹感を癒し、体の代謝を高めます。次に副菜の野菜類を食べて食物繊維を摂ります。食物繊維が急激な血糖値の上昇を防いでくれます。
それから、肉や魚などの主菜を食べます。最後に、ご飯やパンなどの炭水化物を食べると太りにくいです。炭水化物に箸をつけたら再び汁物へ戻ります。
逆に、炭水化物から箸をつけると急激に血糖値が上昇し脂肪がつきやすくなります。そして、主菜の肉や魚などのタンパク質を摂ってから、副菜や汁物を食べると太りやすくなります。
どうして食べる順番で脂肪の付きやすさが変わるのか?
○太らない食べ方汁物→副菜(野菜類)→主菜(肉や魚など)→炭水化物
○太りやすい食べ方
炭水化物→主菜(肉や魚など)→副菜(野菜類)→汁物
同じものを食べても血糖値の上がり方で脂肪の付きやすさが変わります。
血糖値が急激に上昇すると、すい臓から大量にインスリンというホルモンが分泌されます。インスリンは、脂肪を溜め込む働きを持つホルモンなのです。
急激に血糖値を上げるような食べ方をすると、体が脂肪を溜め込もうとするので太りやすくなります。炭水化物やタンパク質などから食べ始めると血糖値が急激に上がってしまうので注意しましょう。
温かい汁物を最初にいただくことで代謝が高まり、次に食物繊維を摂ることによって、急激な血糖値の上昇を防いでくれます。
食べる順番を少し工夫するだけで高いダイエット効果を得られます。
まとめ
血糖値が脂肪のつきやすさと深く関係しています。血糖値が急激に上昇すると脂肪がつきやすくなります。ご飯や麺類などの炭水化物や魚や肉などのタンパク質から食べると血糖値が急激に上がり、すい臓から大量のインスリンが分泌されます。
食物繊維を先に摂取することで、血糖値が急激に上がるのを防いでくれます。簡単なことですが非常に高い効果を発揮します。
さらに、よく噛んで食べたり、お茶を飲むことで太ることを避けられます。
よく噛むと脳が刺激され、食欲を抑える「ヒスタミン」という物質が分泌されます。また、お茶に含まれている「ポリフェノール」が脂肪の吸収を抑え、血中中性脂肪の上昇を抑えます。
同じものを食べても、食べる順番を変えるだけで太りづらくなります。
太らない食べ方は、汁物→副菜(野菜類)→主菜(肉や魚など)→炭水化物の順番です。モデルさんなども実践している太らない食べ方の順番なので間違いありません。
ぜひ、実践してみて下さい。
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