2014年春夏のトレンドカラーは?
2013年の秋冬のトレンドカラーは「グレイッシュカラー」や「ダークカラー」です。その中でもモスグリーンやネイビーのアイテムがファッション業界で注目されています。インテリアカラーの基調になるのは、グレー、グレージュ、ベージュでアクセントカラーとしてはターコイズやピンク系の色を組み合わせるのが定番らしいです。
このトレンドカラーがどのように決まっているのかご存知ですか?今回はトレンドカラーの決め方と2014年の春夏のトレンドカラーをご紹介します。
トレンドカラーはインタカラーが決定しています。インタカラーは実シーズンの2年前にメンバーに向けてトレンドカラーの情報を発表しています。実シーズンの6ヶ月前の時点でマスコミと一般の方にもトレンドカラーの情報を発表しています。さらにトレンドカラーは春夏、秋冬に分けられています。
※インタカラー(国際流行色委員会:INTERNATIONAL COMMISSION FOR COLOR)とはトレンドカラーを発信している世界的な機関です。2013年2月現在世界の14カ国が加盟。
※実シーズンとは商品が実際に店舗にならぶ時期を指します。
ファッション業界は、繊維産業、アパレル産業、小売産業に分類されます。商品ができるまでの流れは、まずインターカラーが発信するトレンドカラーの情報を受けて、ヨーロッパの素材展で素材の傾向が決まります。そして、各種情報機関からファッション情報が発信されます。トレンドカラーや素材の傾向の情報を分析してから、アパレルメーカーが商品化を行います。最後に小売店がそれらの商品を選択して発注し、商品が店舗に並びます。
以上がトレンドカラーの情報を発信してから、商品が店舗に流通するまでの経路です。2年前にトレンドカラーの情報を発信しなければ、商品化が間に合わないのです。
商品が並ぶ実シーズンの半年前には、世界の主要4都市のニューヨーク、ロンドン、パリ、ミラノでファッションコレクションが開催されます。その直後から、トレンドカラーの情報が新聞紙やファッション誌で報道されます。
今回の内容をまとめます。
・インタカラーがトレンドカラーを発信
・実シーズンの2年前にはトレンドカラ-が決定
・実シーズンの半年前にファッションコレクション開催され、トレンドカラ-の情報が一般に報道される
2014年の春夏のトレンドカラーはモダンで上質なホワイト、カラードホワイト、ブラック、ビビッドな赤やオレンジ、淡いパステルカラーです。
以上がトレンドカラーの決め方と2014年の春夏のトレンドカラーの情報です。
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