ららぽーと富士見はアクセスが悪いけど大丈夫?建設工事の様子を写真で報告。
埼玉県富士見市に「ららぽーと富士見」ができます。2015年4月10日のグランドオープンに向けて工事が着々と進んでいます。東武東上線エリア最大級のショッピングセンター、敷地面積が東京ドーム4個分相当ということでかなり広いですね。
少し気になっていたので「ららぽーと富士見」の工事の様子を見てきました。ららぽーと新三郷より規模が大きいので辺りを一周するのに苦労しました。
ららぽーと富士見はアクセスが悪い
ららぽーと富士見の場所は、富士見市役所の北側の道路を挟んだ向かい側の国道254号線沿いになります。周辺には、富士見市民文化会館や富士見市立中央図書館、雪の重みで屋根が崩壊して話題になった富士見市立市民総合体育館などの公共施設が集中しています。多くの人が集まるエリアのため、ららぽーと富士見の開業によって地域の活性化が期待されています。しかし、駅から少し離れている場所なのでアクセスは決して良くありません。最寄駅の東武東上線鶴瀬駅から徒歩で20分ほどかかります。市内循環バスが充実しているとは言え、公共の交通機関を利用する人にとっては少し面倒くさい場所だと思います。
だから、ららぽーと富士見は、1日あたり16500台の来場を想定して、約4600台分の駐車場スペースの確保する予定となっています。駐車場の回転率が悪いと駐車場待ち渋滞が発生しそうです。
さらに、ららぽーと富士見周辺の道路はあまり広くないです。現在、道路の整備工事を行っていますが、グランドオープン直後は駐車場待ちや周辺道路の渋滞がひどいことになりそうです。
アクセスが悪い場所なので本当に地域の活性化につながるかどうかは何とも言えないところです。
12月中旬のららぽーと富士見の工事中の様子
それでは、2014年12月中旬のららぽーと富士見の工事中の様子を写真でお伝えします。国道254号線側から見た様子です。ららぽーと富士見の中央部分にあたり、向かい側に広がる田園地帯をグリーンで表現しているとのことです。
富士見市役所側から見た様子です。道路の工事も進んでいます。
東武東上線鶴瀬駅から側から見た様子です。敷地内に貯水池を作るとのことで、もの凄い土を掘り起こしています。また、公園や屋外イベントスペース、バスやタクシーの発着場となる交通広場もできるということで、こちら側は今のところ殺風景です。
5つのブロックに分かれている一番川越方面側のブロックは立体駐車場になっています。こちら側から富士見市役所側のブロックに行くのはかなり大変です。
国道254号線も整備工事中です。ここが渋滞すると、かなり広範囲の交通に影響が出ると思います。グランドオープン直後は、交通整理を特にしっかりやらないと何かしら問題が発生しそうです。
終わりに
ららぽーと富士見の建設工事の様子を写真でお伝えしました。辺りを一周するのに30分以上かかってしましました。それだけ規模が大きいということですね。しかし、駅からのアクセスが悪いので車での来場による駐車場内の混雑や周辺の渋滞が心配です。ららぽーと富士見が客足を維持できるかどうかは少し疑問が残ります。ららぽーと新三郷や越谷レイクタウンが成功しているのは武蔵野線沿いでアクセスが良いという要素が大きいでしょう。また、ある程度の集客力を誇るコストコやIKEA、アウトレットモールなどがあるから客足が維持できているのだと思います。アクセスが悪い点とキラーコンテンツ不足が否めないので少し魅力に欠ける施設です。
>>再開発でさいたま新都心が変わる!コクーンシティの誕生!
>>ウニクス川越は川越駅西口からすぐ!再開発で変わる町並み
それにしても、埼玉県はショッピングセンターが多過ぎますよね。
>>(仮称)ららぽーと富士見」着工(2013年10月25日)三井不動産
【スポンサーリンク】