縁起の悪い言葉!結婚式や受験で使ってはいけない!
忌み言葉とは
昔から言葉には霊魂が宿っているといわれています。いわゆる言霊と呼ばれているものです。これは日本人らしい認識ですね。それゆえに、言葉の使い方を間違えると、相手に誤解を与えてしまったり、不快な思いをさせてしまうことがあります。忌み言葉(いみことば)と呼ばれる縁起のよくない言葉があり、日常的に使っている言葉でも使う場所によっては、縁起の悪い言葉になってしまいます。例えば、結婚式では、別れるや切れるなどの縁の切れ目を意識させてしまう言葉が禁句となっています。葬儀式では、追ってや迷うなど言葉、次々やまたまたなどの重ね言葉が禁句となっています。
言葉に限らず、結婚式でのお祝金は二で割れない奇数にしたり、葬儀は「友を引く」という意味がある「友引」には行いません。日本人は、昔からこういったことを意識しながら生活してきたのです。
結婚式のスピーチや受験生と話すときに、使ってはいけない縁起の悪い言葉をまとめてみました。
縁起の悪い言葉の一覧
●結婚式・縁起の悪い言葉
飽きる・終わる・帰る・切れる・苦しい・冷める・去る・捨てる・出る・放す・離れる・戻る・敗れる・別れる・割れる
・疎遠を暗示させる言葉
飽きる・あせる・薄い・消える・冷める・弱る
●葬儀式
浮かばれない・追って・迷う
四(し)は、死に通じる意味があり、九(く)は苦しみに通じる意味があるのでNGです。
●受験生にかける言葉
落ちる・転ぶ・すべる
●出産祝い
落ちる・欠ける・消える・流れる・滅びる・弱い
●新築祝い
傾く・朽ちる・壊れる・潰れる・飛ぶ・流れる・燃える・ゆがむ
●開店祝い・閉店祝い
失う・落ちる・枯れる・崩れる・朽ちる・下がる・寂れる・倒れる・閉じる・逃げる
重ね言葉はスピーチで使うのを避けるべき
重ね言葉とは、同じ言葉や同じ意味がある言葉を重ねて用いることです。これは、再婚や悲しい出来事などの再来を連想させてしまうので、結婚式のスピーチや葬儀の場では嫌われます。相次いで・返す返す・重ね重ね・くれぐれも・再度・重々・しばしば・たびたび・次々・続いて・つくづく・ますます・またまた・わざわざ
上記の言葉は、結婚式のスピーチで思わず、使ってしまいそうな言葉なので注意しましょう。
【スポンサーリンク】