Jリーグ 2013年の優勝は広島!今季を振り返る
2013年のJリーグはサンフレッチェ広島が連覇を達成して終了しました。得点王には川崎フロンターレの大久保嘉人が自己最多の26ゴールを挙げて初の得点王に輝きました。大分トリニータは今季わずか2勝しかできず、年間勝利数のリーグワースト記録を更新してJ2に降格。ジュビロ磐田も初のJ2降格が決定しています。今季、初めてJ2の舞台を経験したガンバ大阪は見事にJ1昇格を決めています。ヴィッセル神戸も来季J1の舞台に戻ってきます。
今年のJリーグもいろいろありましたね。今年のJリーグを振り返りたいと思います。
開幕前から話題になっていたのはジュビロ磐田の前田遼一選手のデスゴールです。前田選手がリーグ戦初ゴールを決めた相手チームが6年連続でJ2に降格していることから都市伝説として騒がれていました。その前田選手が今年初ゴールを決めたのは第5節の浦和レッズ戦でした。浦和レッズは今季好調だったので今年でデスゴールは終了するかと思われていました。
しかし、悪夢が待っていました。
ジュビロ磐田は開幕から波に乗ることができず、Jリーグ3度の優勝を誇る名門はJ2に降格することになりました。前田選手自身も日本代表から外されて散々なシーズンになってしまいました。去年のガンバ大阪に引き続き、また名門がJ1の舞台から去っていきます。1年でJ1昇格を決めて欲しいです。
今年のJリーグの序盤の主役はく大宮アルディージャでしょう。昨季からの無敗記録を21まで伸ばし、7月の上旬まで首位をキープしていました。しかし、7月中旬から5連敗を喫するとベルデニックが解任され、チームは立ち直ることはなく連敗を重ねて結果的に14位でシーズンを終えました。例年と同じく降格ラインの少し上でした。
今季のJリーグを盛り上げてくれたのは横浜F・マリノスで間違いありません。横浜F・マリノスは最後の最後でに連敗を喫し9年ぶり4度目の優勝を逃しました。平均年齢27歳のチームで中村俊輔(35歳)、マルキーニョス(37歳)、中沢佑二(35歳)、ドゥトラ(40歳)の4選手は35歳を超えています。このベテラン主力選手たちがチームを牽引している姿はとても感動しました。ベテラン選手が多かっただけに最後に連敗して優勝を逃すことは予想できませんでした。来年も10年ぶりの優勝を目指して戦ってくれるでしょう。
最後に得点ランキングの上位を日本人選手が独占していることが嬉しいですね。昔は得点ランキングの上位に外国人選手しかいないこともありました。逆に言えば、優秀な助っ人外国人を連れて来れなくなっているということも考えられます。Jリーグの底上げのためにもビッグネームを獲得して欲しいです。
Jリーグは最終節まで優勝するチームがわからない競争力のある面白いリーグです。ビッグクラブが誕生するとまた面白いことになりそうなのですが、なかなか難しいですね。Jリーグ創設20周年の今季も盛り上がりました。
大迫や柿谷が今冬に海外に移籍するのかオフシーズンの動向を見守っていきます。
中村俊輔の号泣姿は印象的で忘れられそうにありません。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
1位 サンフレッチェ広島
2位 横浜F・マリノス
3位 川崎フロンターレ
以上の上位3チームがACL出場権を獲得
【J1 得点ランキング】
1位 大久保嘉人(川崎フロンターレ) 26得点
2位 川又堅碁(アルビレックス新潟) 23得点
3位 柿谷曜一朗(セレッソ大阪) 21得点
4位 豊田陽平(サガン鳥栖) 20得点
5位 大迫勇也(鹿島アントラーズ) 19得点
5位 工藤壮人(柏レイソル) 19得点
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