朝食離れって何?朝食抜きを問題視する理由は?

朝食離れって何?

若者を中心に朝食を食べない人が増えているらしいです。なんと、24〜34歳の3人に1人が朝食を抜いているそうです。

これに対し、マスコミは「朝食抜きは身体に悪い」「朝食こそ一日のエネルギーの源」などと何の根拠もなく訴えてきます。

そういえば、若者の車離れ、若者の酒離れ、若者の結婚離れなど、若者の○○離れという言葉を頻繁に見かけたり、耳にするようになりましたね。

では、どうしてマスコミは若者をあおるような言葉を作るのでしょうか?

おそらく若者の消費が減ると国が困るからでしょう。残念なことに今の若者は、それほどお金を持っていないし、必要のないものにお金を使わない傾向にあります。

朝食抜きも増える一方で、今後も割合は下がらないでしょう。朝食抜きが増える理由はそれなりに考えられるからです。

なぜ朝食抜きは増えるのか?

なぜ朝食抜きの人が増えるのでしょうか?

とあるアンケート結果によると、単純に朝は食べたくないという意見が圧倒的に多いです。

昔と比べると、現代人は夜遅くまで起きていたり、夕食を食べる時間が遅くなったりして、朝起きてすぐには食べられないという事情があっても不思議ではありません。

この環境の変化が朝食抜きの原因の一つとして考えられます。昔と違い、今は深夜でもコンビニに行けば、食べ物を買うことができます。深夜まで営業しているスーパーマーケットも珍しくありませんね。

コンビニが急激に増え始めたのは、1990年代で当初は24時間営業が基本というわけではありませんでした。つまり、深夜でも容易に買い物ができたり、食事ができるようになったことで、空腹で朝を迎えることも減りました。

夜遅くにご飯を食べたら、朝起きたときにお腹が空いていないのはごく自然なことだと言えます。

朝食は義務じゃない!

逆に、朝食を何となく義務付けて食べている人も多いのではないでしょうか?

「朝食抜きは身体に悪い」という固定観念から半強制的に朝食を食べる人も多いと思います。私たちは、両親や祖父母からそう言われて育ってきているからです。

ただ、朝食を食べることは決して義務ではないのです!

朝起きてすぐに食べたくないのに、朝食抜きは身体に悪いからといって、無理に食べることが本当に身体に良い習慣だといえるのでしょうか?

食欲がないということは、胃も消化の準備ができていなかったり、身体が食べ物を欲していない証拠なのです。

食べたくないからという理由で朝食を抜くことは、間違いではありません。むしろ、身体の反応に忠実に従っているだけなのです。

終わりに

昔は朝食といえば、農民は朝早くに起きて田畑での一仕事を終えてから、お昼近くに摂ったそうです。農民だけでなく、役人も早朝に出廷し、昼に帰宅してから初めて食事を摂っていたらしいです。

日本人が一日三食を食べるようになったのは、江戸時代に入ってからです。それまでの長い間、日本人は一日二食で問題なく生活してきたのです。

要するに、朝食を抜きの一日二食は、本来の日本人の生活リズムと同じです。日本人が生き長らえてきたという確固たる歴史があるのでも、朝食抜きは大きな問題ではありません。

マスコミが作った言葉に踊らされる必要はないのです!何より食べたければ食べる、食べたくなければ食べない。それが一番身体に良いはずです!



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