熱中症や夏バテを防ぐ服装とは?

夏場は服装に気を配らないといけませんね。熱中症対策や温度差対策を怠ると体調不良に陥ります。

日本の最高気温は40度を超えます。ところが、外は猛暑なのに室内は冷房でキンキンに冷えています。そんな真夏は屋内と屋外の温度差が15度以上になることがあります。

1日の温度変化を観てみると、朝と晩では10度以上の温度差があります。この温度差が大きい環境では、身体は汗をかいたり止めたり、熱を生んだり冷ましたりを頻繁に繰り返さなければなりません。

そうなると、次第に体温調節をつかさどる自律神経がパニックを起こしてしまいます。やがて身体の様々な機能のコントロールができなくなり、食欲不振や倦怠感、めまい、頭痛などの症状があらわれます。

屋内外の温度差を考えた服装を心がける

涼しい屋内と暑い屋外では、服装に気を配らないといけません。屋内外で同じ服装をしていると身体に負担がかかります。

けれども、着替えや冷え対策のためのひざ掛けや薄手のカーディガンを持って出かけるとなると、荷物はかさ張るし、着替えの手間もかかります。

屋外では太陽をいかにして遮るかで体感温度が変わってきます。帽子を被って歩いたり、日向ではなく日陰をなるべく歩くなどの熱中症対策が必要になります。

なんと、日傘を差すのと差さないのとでは10度以上も体感温度が違うそうです!

露出が多い服装は逆効果?

夏場はタンクトップや短パン、サンダルなど、肌の露出が多いファッションが好まれますが、それらは意外にも夏バテしやすい服装なのです。

なぜなら、直射日光で肌が熱くなり、肌が露出されている部分の水分が失われるからです。さらに汗が吸収されず不快感が増してしまいます。

夏場は光を反射する白っぽい色や淡色の服装が好ましいです。光を吸収する黒っぽい色や濃色の洋服や帽子、靴などは避けましょう。

日傘は光を吸収する黒っぽい色のものを選ぶと効果的です。

通気性のいい薄手の素材で作られた服、ゆとりのあるデザインの長袖のカットソーやロングパンツの方が快適に過ごせる服装です。

浴衣はやっぱり機能的な服装?

浴衣は生地が薄くて、暑い夏でも快適に過ごせる服装です。

首回りが広く、袖口も大きく開いていて、脇の下にも穴が開いています。下半身は筒状の構造になっています。

全体的に風通しを良くし、熱がこもらないようにできていて、非常に機能性が高いです。着物には蒸し暑い夏を少しでも快適に過ごしたいという先人の知恵がつまっているのです。

最後に、夏場は服装に気を配り、熱中症や夏バテを防ぎましょう。



【スポンサーリンク】




【スポンサーリンク】


関連記事一覧はコチラ!

    None Found

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ