好きになってくれた人を好きになるのは何故?【恋愛心理学】

「好きな人のタイプは?」という質問に対して、「自分のことを好きになってくれた人」と答える人は、世の中に一定数以上存在します。

好きになってくれた人のことを好きになるというのは、多少不思議な感じがありますが、心理学的にみると、あながち不思議ではないことがわかります。

恋の返報性という法則

好きになってくれた人を好きになることを恋の返報性といいます。返報性とは、何かしらの施しを受けたときに、お返しをしなければならないという感情を抱くという心理のことです。

恋愛においても、返報性の原理が働きます。人は、誰かに好きになってもらうと、自分もその人に対して好意を抱き始めます。なぜなら、人に好きになってもらうということは、とても心地がいい感覚を味わえるからです。

だから、その感覚を与えてくれた人のことを自分もついつい好きになってしまいます。好きになってくれた人を好きになるというのは、実に自然な流れなのです。

好きな人ができたらその人に好意を伝える

この恋の返報性をうまく利用すれば、好きになった人に振り向いてもらうことも可能です。

ある人から好意を抱いてもらいたかったら、まず自分の好意をその人に伝えましょう。最初は、相手が自分のことをまったく好きではなくても、相手が自分のことを無視するできなくなります。やがていつも意識しているうちに、いつの間にか相手が自分のことを好きになってしまうということもあり得るのです。

恋愛において、自分の好意をとりあえず相手に伝えるということは、かなり重要なことなのです。

嫌悪も同じように返ってくる

好意が自分に返ってくるように、嫌悪も同じように自分に返ってきます。嫌悪は、好意よりも厄介で相手に露呈しやすい感情なので注意が必要です。

ある人に嫌悪を感じていることを、その人に知られてしまうと相手からも同じように嫌悪が返ってくるものです。嫌悪は、相手に対して嫌いだと言葉にしたり、あからさまな態度をとらなくても、相手から少し遠ざかったり、軽く無視しただけで感情がバレてしまいます。

すると、相手も同じように自分に対して「嫌い」という感情をぶつけてきます。これを嫌悪の報復性といいます。

終わりに

自分のことを好きになってくれた人を好きになるというは、恋愛心理学的にみると、当たり前のことなのです。好きになってもらいたかったら、まずは相手に好意を伝えてみることです。

自分の行いは、自分にいつか返ってくるというように、感情も自分に返ってくるということを覚えておきましょう。



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