チビ、デブ、ハゲ、肥満と薄毛の関係性について

世間では「チビ、デブ、ハゲ」が男の3大コンプレックスとされています。いずれかに該当してしまっている人もいれば、見事に3拍子揃ってしまっている人もいます。「チビ、デブ、ハゲ」に限らなければ、自分の容姿にコンプレックスを抱えている人って意外と多いですよね。

「チビ、デブ、ハゲ」は悪口としてもよく使われる言葉ですよね。ただ、デブやハゲは改善の余地があるけれど、チビだけはどうしようもない問題だよなあと私は思うんですよね。

今回は、そんな改善の余地があるデブとハゲの関係性についてまとめてみました。

デブとハゲには関係性がある

身長が低いことは栄養失調や病気などを除き、遺伝子に大きく左右されるものです。ところが、肥満は生活習慣による問題が大きく、薄毛は遺伝と生活習慣などの原因が考えられます。

医学的にも身長と肥満、身長と薄毛を結びつけることはできませんが、肥満と薄毛は結びつけることができます。それは肥満体型になってくると、血圧が上がるので高血圧という問題が発生し、その高血圧は抜け毛の原因になると考えられているからです。

太ると脂肪に血液が回るようになるので毛根はどうしても退化してしまいます。このような理由からデブになるとハゲになる確率が高くなると言われています。デブがハゲを招くという負のスパイラルが存在しているのです。

薄毛の患者には肥満が多いという事実

実際、薄毛の患者は痩せ型よりも肥満体型の方が多いという傾向があるようです。運動不足や不規則な生活は肥満になる大きな原因ですが、これらは毛根にも悪影響を与える要因になります。

毛細血管を流れる血液が発毛に必要な栄養素や酸素といったエネルギーを運んでいます。太ると血液がドロドロになるので頭皮まで栄養素や酸素が行き渡りづらくなるので毛髪の成長に悪影響が及びます。

ちなみに、高血圧の薬で薄毛を治療できることは医学的に証明されています。体型に気を配ることは薄毛予防にもつながります。

終わりに

デブとハゲは改善の余地があるからこそ、ダイエット方法や薄毛の対処方法など、人のコンプレックスにまつわる分野では本当に様々な情報が出回ったり、噂話が広まりがちです。しかし、そのほとんどが科学的に証明されていないものばかりです。

ダイエット方法や薄毛治療は、過剰な宣伝広告に騙されないことが大切です。それらの業界が儲かるということは、それだけコンプレックスを改善したいと思っている人が多いということなんですよね。

デブにハゲが多い理由は、なんとなくわかって頂けたかと思います。