お寺でお香の香りがする理由とは?お札の祀り方は?

お寺の楽しみ方は、人によって違いがあります。

建物や景色を楽しんだり、坐禅や写経などの仏教体験ができます。また、御朱印を集めたり、お香を購入したり、お札を頂いたり、お守りを購入すると旅行の記念になります。

ところで、お寺でお香の香りがする理由や効果を知っていますか?また、お寺で頂けるお札の祀り方や処分の仕方を知っていますか?

これを知っておけば、お寺を楽しめる要素が増えるかもしれません。少し調べてみたので書きたいと思います。

お寺でいつもお香の香りがするのはなぜか?

お香は、日本人がホッとする香りの一つです。お香は日本人にとって、昔から馴染みがあるものなのです。

お香には気分を落ち着かせる効果があったり、気分転換するためにお香を焚いたり、仏壇にお線香をお供えします。

お寺に入るとお香の香りが漂いますが、これには理由があります。

修行僧は、俗世の煩悩や自身のけがれをとるために、修行に入る前にお香を体に塗ったり、自分の口に含んだり、お香を焚いたりします。

つまり、お寺に漂うお香の香りは、修行者や参拝者の煩悩やけがれをとるという役目があるのです。

お香のルーツはインドにあります。

熱帯のインドでは、香料を体につけて体臭を消したり、虫除けに使っていました。この風習が発展し、体を清めたり、邪気を寄せ付けないようにするという考え方が仏教に取り入れられたそうです。

仏教が日本に伝来した際にお香が伝わったそうです。このように、お香は古くから日本で親しまれています。

お香の香りには、煩悩を断ち切ったり、自信のけがれをとる効果があるので、お寺には常にお香の香りが漂っているのです。

お寺で頂くお札の祀り方

お寺では、お札を頂くことができます。お札は、お守りと同じく護符や神札といわれる自分や家族を守ってくれるありがたいものです。

しかし、お札の祀り方を間違えると逆効果になります。

特に強いご利益を持つお札を同じ場所に祀ると、仏様が喧嘩をするので家族同士の争いが絶えなくなるといわれているので注意が必要です。

お札は、いつもいる場所(居間や寝室など)の頭より高い位置に祀ります。方角は向き、もしくは向きです。お札は仏壇に祀ってはいけません。

お札のご利益は、1年で1年を過ぎたらお寺に納めに行きます。遠くのお寺でもらったお札の場合、近所のお寺に納めることもできます。

以上が基本的なお札の祀り方と処分の仕方です。

終わりに

お寺に漂うお香の香りは、心地よさを感じますね。建物や景色を目で楽しむだけでなく、香りを感じることも大切ですね。お寺で頂いたお札は正しく祀って、ご利益を授かりましょう。

自分なりの楽しみ方を見つけると、お寺をより楽しめるでしょう。



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