突如として現れる円形脱毛症の原因は?どんな症状があるの?

現代は、何かとストレスを感じることが多い社会です。そんなストレスは、様々な病気を引き起こします。健康に問題が生じたり、容姿に症状が現れることもあります。

極度の精神的な負担を感じることで生じる円形脱毛症で悩む人も増えています。この円形脱毛症の原因や詳しい症状を知っていますか?

突如として現れる円形脱毛症について知っておきましょう。

円形脱毛症は病気なの?

一般的に十円ハゲと呼ばれることが多い円形脱毛症なのですが、突然できる上に原因がはっきりしないため、精神的なダメージが非常に大きいです。よくストレスが原因で発症すると耳にしますが、原因はそれだけではないようです。

円形脱毛症は、外的から身を守るための免疫機能に異常が生じ、髪の毛を破壊してしまうことで引き起こされる自己免疫疾患です。

急激な精神的ショックや不安感が原因で発症したり、うつ病や神経疾患などの影響を受けて発症することが多いです。ただし、ホルモン異常遺伝などの可能性も否定できないようです。

では、円形脱毛症はどんな症状が現れるのでしょうか?

円形脱毛症の症状は?

円形脱毛症の症状は大きく5種類に分けられます。

単発型は、硬貨サイズで円形脱毛部位が孤立して現れます。多発型は、円形脱毛部位がいくつも現れます。多発型は、単発型より治療に時間がかかります。

全頭型は、髪の毛のほとんどが脱毛してしまいます。汎発型は、髪の毛を含む全身の毛が抜け落ちてしまいます。眉毛やまつ毛が抜けてしまうのは、この汎発型が当てはまります。突然、全頭型や汎発型になることはありません。前兆があるはずなので早期治療が重要です。

多発融合型は、多発型がさらに進行した状態で円形脱毛症が至る所で繰り返し起きます。徐々に髪が抜けて頭全体が薄くなったり、後頭部から側頭部の生え際に帯状に脱毛することがあります。

以上が、円形脱毛症の症状の種類です。全頭型や多発融合型を防ぐには早期発見が肝心なのです。薬を飲むことで症状の進行を抑制することができる可能性があります。

円形脱毛症は子供に多いの?

円形脱毛症の8割以上が単発型か多発型です。そして、その大半は20歳未満で発症するそうです。

子供は、幼稚園や小学校に通い始めると、急にストレスを感じる機会が増えるので円形脱毛症を引き起こすことがあります。単発型であれば、それほど心配することはありません。ただ、症状が明らかに進行したり、悪化する場合は早めに皮膚科に連れて行きましょう。

また、赤ちゃんでも円形脱毛症になることがあります。原因は大人と同じように自己免疫疾患やストレス、アレルギー体質の影響などが考えられます。ちなみに、後頭部の毛が薄くなるのは外傷性脱毛症だそうです。寝かされていることが多いので、頭皮が圧迫されたり、髪の毛がこすれることによって抜けてしまうのです。

このように、円形脱毛症は大人だけでなく、子供にも多く見られる症状だということを覚えておきましょう。

終わりに

円形脱毛症は、特に治療をする必要はありません。精神的な不安などがなくなれば、半年から1年ほどで髪は正常に生えてくるといわれています。しかし、症状がひどくなると、治療に時間がかかってしまうので早めに皮膚科の先生に診てもらうことも大切です。

抜け毛の増加や爪にゆがみやへこみなどの症状が現れたら、体がストレスを感じている証拠です。自分のサインに気づくことも大事かもしれませんね。



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