頭痛と朝の手のしびれ、その原因は枕かもしれない?

頭痛と手のしびれ、原因は枕にあるかも?

よく寝たのに頭がスッキリしない、朝起きたときに頭が痛かったり、じんわり手がしびれている、それらの原因はすべて枕にあるかもしれません。

寝ている姿勢が悪かったり、枕が合ってしないと血流が悪くなってしまいます。この血行不良が頭痛手のしびれなどの症状を引き起こすのです。

枕が頭痛を引き起こす理由

合わない枕は頸部を圧迫し、交感神経を過度に緊張させて脳の血流を悪くします。それが頭痛を引き起こす原因です。

後頭部は、第二頸髄神経節と第三頸髄神経節から出ている神経に支配されています。この二つの頸椎あたりを圧迫するような枕を使っていると、後頭部が痛くなりやすいです。

目が覚めた瞬間から頭痛を感じる場合、原因が枕にある可能性が高いです。

頭痛を解消する枕とは?

頭痛の原因になるのは、不安定な枕低すぎる枕です。

枕が柔らかすぎたり、形が変わって不安定だと頭の収まりが悪くなり、首に負担がかかります。また、心地よく寝返りをうつことができないので眠りが浅くなります。

それから、枕が低すぎると心臓の高さよりも脳の高さが低くなるので、頭が鬱血して眠りが浅くなります。

深い眠りが得られないと、目覚めたときに頭が重く感じたり、頭がスッキリしないという症状が現れます。合わない枕が引き起こす頭痛は、重苦しい痛みが特徴です。

朝目覚めたときに重苦しい頭痛を感じる人は、適切な高さの硬めの枕を使ってみて下さい。

手のしびれの原因は様々

手のしびれは、様々な原因が考えられます。例えば、もともと末梢の血管が細い人は、手の指先までうまく血液が循環しないので、日常的に手のしびれを感じます。末梢の循環障害といわれ、冷え性の人はこのケースに当てはまることが多いです。

また、日常的にパソコンを使っている人やピアニストなど、人より指先を動かすことが多いと手のしびれを起こしやすいです。

これは、日常生活では使わない特殊な筋肉や腱を酷使するため、腱が腫れて筋肉や腱のあいだを通って指先に伸びている神経や血管が圧迫されるからです。

要するに、手のしびれは血液の流れの悪化が原因で生じることが多いのです。

頸椎が圧迫されると血流が悪くなる?

手や指の機能を支配している神経は頸椎から出ています。第五頸髄神経節と第六頸髄神経節が圧迫されると親指側にしびれが出て、第七頸髄神経節が圧迫されると、小指側にしびれが出るという特徴があります。

しびれが出る部位によって、圧迫されている場所がわかるので覚えておくと便利ですよ。

それで、合わない枕を使っていると首が圧迫され、交感神経が過度に緊張するので末梢の循環が悪くなります。実は、枕が手のしびれを引き起こす原因になっていることは多いです。

変形した枕が手のしびれを引き起こしやすいです。特に、首の老化が進んでいる年配の方が変形した枕を使っていると、寝ているときに首をうまく固定できないので頸椎にかかる負担が増します。

終わりに

枕は、頭痛と手のしびれを引き起こす原因に十分なります。柔らかすぎる枕や変形した枕は、特に頸椎を圧迫するので身体に悪い影響を及ぼします。

基本的に硬めの枕は、病気を引き起こしにくいのでおすすめです。



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